フーンさんの子育て日記C
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これは日本人と結婚して、昨年初めて赤ちゃんを産んだベトナム人女性・フーンさんの半年間の子育てを、日記ふうに綴ったものです。
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* 二ヶ月目 *
一ヶ月目を過ぎて少し経った頃から、赤ちゃんも大きな声で「アーー、ウーー」と叫ぶようになり、夜中の2時・3時にも起きるようになって来ました。それで私自身もお乳を与えるために起きないといけないので、この月からはだんだん睡眠不足の状態が始まりました。お腹が空いたらすぐ泣き出すので、そのたびにミルクを与えないといけません。やはり赤ちゃんが飲むミルクは固形物ではないので、すぐお腹が空くのでしょう。
2ヶ月目に入っていつものように、病院に体重と身長の測定と予防注射を打ちに行きました。これは毎月のように行かないといけません。特に予防注射は月毎に打つ種類が決められていて、これを怠ると区の指定病院から電話が掛って来ます。2ヶ月目になって、体重が5kg、身長が54cmと順調に伸びていたので安心しました。この頃になると大きく開いた目も、以前のボンヤリした段階から、視界が少しずっはっきりして来たような目付きをします。
まだ生まれて一ヶ月の間は子供も私も、体が弱っているのでどこにも出掛けずに家にいただけでした。ベトナムの習慣では、この一ヶ月間は親戚や友人も赤ちゃんやそのお母さんの家を訪ねないことになっています。まだ虚弱な赤ちゃんに病気などを移さないようにするためです。誰かが訪ねて来た後で、もし赤ちゃんが風邪を引いたり、病気に掛ったとしたら「あの人が来たから、うちの子は病気になったのだ」と思われないようにしているからのようです。
ですから生まれてすぐの子供やその母親と会えるのは、実の両親やその身近な兄弟だけで、私の場合も親戚や友人はしばらくの間全く訪ねて来ませんでした。人が訪ねて来るとやはりいろいろ話さないといけなくなるし、産後の体には毎日何人もそういう人が続けて来ると確かに大変辛いので、その点は大変助かりました。
子供が生まれてようやく二ヶ月が過ぎ、一月がそろそろ終ります。そしてもうすぐするとベトナムはテト(旧正月)を迎えます。赤ちゃんにとっても、生まれて初めて迎える正月です。来年も良い年でありますように…。
つづく
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