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「BAO(バオ)」というのはベトナム語で「新聞」という意味です。
「BAO読んだ?」とみんなが学校で話してくれるのが、ベトナムにいる私が一番嬉しいことです。
■ 今月のニュース 「日本の第二の波」■
*タイに劣らないものになるだろう*
日本の企業N社がベトナムに投資して、この2005年7月で約10年になるが、ベトナムの投資環境について以前よりも信頼出来るに価すると肯定的な見方をするようになり、今現在3つ目の工場建設の起工を終えることになった。
この第3番目の工場までを含んだ今までの投資金額は、まだ1億ドルに過ぎないが、「5年後にはこの3番目の工場の活動で2億ドルに増え、次の年には5億ドルに増えるだろうと肯定的な予測をしている」とそこの責任者であるK・Nさんが話してくれた。さらにこれから永い間も、「ベトナムにおけるN社の投資金額は、タイに劣らないものになるだろう」と語った。
実際にN社の中国における投資は今まで25億ドルに達し、タイにおいては18億ドルに達している。このN社のような例は、今後のベトナムにおける投資状況の慶賀すべきひとつの徴候の現われと言える。
その前にも、2005年4月の下旬に日本のC社が50億ドルを投資してベトナム全土でも最大規模の工場の起工式を行った。この工場では、年に85億ドルの製品を産出する予定である。
C社のベトナムの責任者は、「今日本の多くの投資家が、アセアン地域の国の中でベトナムという国は、最も魅力ある場所の一つとして見ているのです。わが社も今後も続けて投資を増やして行きます」と話してくれた。
*多くの日本の中小企業の波*
外国企業投資局によると、2005年のこの半年間で日本からは43の企業から3億4700万ドル以上の投資の申請が出ているという。
ホーチミン市にあるJETROの責任者は、「ベトナムにおける投資環境は、多くの外国企業がベトナムでの経営規模を広げてほしいために、今も引き続き改善され続けている。そしてこの投資環境の改善は、日本の企業がベトナムに進出する時に、その是非を判断するに当たって大切な目安となっているのです」と話してくれた。
日本にあるベトナム大使館の参事館は、次のように話してくれた。「外国に投資しようとしている日本企業の中での有望な選択肢は、今やベトナムがその中でも最優先になっている傾向があるようだ」と。
(解説)
1986年の市場経済化「ドイモイ」の後、1990年代に世界中から熱い期待を注がれて、日本からも多くの企業がベトナムに進出しましたが、その当時はまだ商取引上のビジネス慣行の未熟さ、朝令暮改の法律、ワイロの横行、インフラの不備、社会主義国特有の手続き書類の多さと、担当部門のたらい回し(これは今もあまりまだ変わっていない部分もあります)などから、一気に熱い期待が失望に変わり、ザーッと潮が引くように、進出した日本企業の多くがまた日本に戻ってしまいました。
それから約10年が経ち、今やベトナムの投資環境も大きく変わり、日本の企業から見たら、反日暴動のあった「ポスト中国」の国として位置付けられて、今ベトナムに再度熱い眼差しが向けられています。
それがこの記事にある、「日本の第二の波」という見出しです。
例えば、観光地や避暑地として有名なダラットに三井・三菱・住友・Limtecが100%の資本を出して、ダラットから22kmの所にある場所に総面積5,071ha。避暑地として短期・長期滞在も可能で、結婚式場や娯楽施設も兼ね備えた多目的観光地を造る事業に乗り出しました。
この投資に要する金額は、10億2千万ドル。完成期間は70年を予定しているという遠大なもので、今現地では周辺住民の立ち退きも含めて、いろんな手続きの準備をしているということです。そして将来は、ここを「第二のダラット」にするという計画だそうです。
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