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苦労した友達づくり
私が留学中に何より苦労したことは、学校で友達を作ることでした。それを克服するために、小学校からやっていたバレーボールに現地でも参加しました。夏から学校のバレーボール部の練習に参加したおかげで、学校が始まる前し少し友達もできました。9月に学校が始まると、私が日本から来た留学生ということで、興味を持って話しかけてくれる学生もいましたが、最初は相手が何を言っているのかさっぱりわかりませんでした。
日本での友人関係は狭く深くという感じですが、アメリカでは、広く浅くという感じです。これまで、日本でいつでも傍らに友達がいるという毎日に慣れていた私は、この環境に慣れるのにしばらく時間がかかりました。“途中でこんなはずじゃなかった”と何度思ったことかわかりません。日本の友達から届く手紙を読んで、日本にいて毎日普通にやっていたこどがただただ懐かしく、現地に仲良しの友達がいない自分が情けなくて、随分落ち込んだものです。それでも落ち込むだけ落ち込んだ後は、“もうやるしかない!”と開き直り、その後は自分から積極的に話しかけていきました。不思議と今まで恥かしいという気持ちなどは、どこかになくなっていました。逆に、どうして今まで積極的になれなかったんだろうという気分になりました。こうして自分の中の殻が破れると、留学生活は一気に楽しくなっていきました。
アメリカの高校生
アメリカの高校生は12年生(日本の高校3年生)にもなると、かなり大人の考え方を持っています。アメリカでは法的には21才が成人になる年齢ですが、18歳にもなると、成人として扱われることが多く、自由が許される年齢でもあります。そんな私とあまり歳が変わらない高校生が、ひとりひとり自分の意思を持っている姿は凛々しく見えました。きっと自分の中の自信や確信が自分のスタイルとして確立されているのだと思います。
アメリカの高校で受けた生物の授業は、英語が母国語でない私にとって厳しいものでした。なぜなら教科書に出てくる単語は、とても専門的でどんな意味をしているのか全くわからない状況でした。でも、隣の席のWhitneyという12年生の友達は、私を一年間ずっと助けてくれました。
私は今、逆の立場を考えてみて、日本で留学生に対して、一年間も嫌な顔ひとつせずに、ノートを見せてくれたり教科書の内容を教えてくれたりする生徒なんて滅多にいないと思います。私とあまり年が変わらないその友達がすごく大人に見えました。
こんなこともありました。私は冬の終わりから高校のソフトボールの練習に参加していました。そこで、私はたった一人の留学生で英語もあまり理解できずに毎日の練習に参加していました。ところがある日から、ある9年生の女の子が一生懸命私のためにルールや練習内容を教えてくれました。私は、彼女の熱心さ親切さに感動しました。
一年間、私は数え切れないほど多くの友達に助けられました。苦しい状況に何度遭遇しても、いつも誰かが手を私に差しのべ、助けてくれました。ここまで優しくしてくれた友達に感謝の気持ちでいっぱいです。
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